痰が出る・血痰が出る

痰が出る

普段より痰が多い、以前に比べて痰の量が増えたと感じた方は、一度ご相談ください。
痰が増える原因は、感染症、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など様々なケースが考えられますが、中には重篤な病気のサインであることもあります。特に血痰は量が増えると深刻な状況に陥ることもありますので、慎重な対応が必要です。

痰が出る原因

喫煙は慢性的に気道にダメージを与えて炎症を誘発しますので、その結果、痰が普段から多く絡む傾向があります。
一般的には感染後(感冒後)咳が原因であることが最も多いですが、その他にも喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)によって気道が炎症を起こし、痰が増えるケースもあります。
その他、肺炎や肺結核、肺がんなど重篤な病気の可能性もあります。

診断・治療

多くの原因は風邪の後の咳であるために対症療法のみとすることが多いですが、患者さんの状況によっては適宜胸部エックス線検査などを行い、重篤な病気の可能性を排除していきます。CT検査が必要な場合は連携する医療機関をご紹介します。
また、血痰が出る、発熱を伴う、呼吸が苦しい、胸が痛むなどの症状もみられる場合は緊急性の高い疾患である可能性がありますので、早急にご相談ください。